《お花の豆知識》

今回は秋の花としてイメージされているコスモスについてご紹介します。
コスモスは、キク科コスモス属の総称。また、種としてオオハルシャギクを指す場合もあり、アキザクラ(秋桜)とも言います。秋に桃色・白・赤などの花を咲かせ、花は本来一重咲きですが、舌状花が丸まったものや八重咲きなどの品種が作り出されています。原産地はメキシコの高原地帯。18世紀末、コロンブスのアメリカ大陸発見後、スペイン人がメキシコの高原に咲くコスモスを見つけて持ち帰り、マドリッドの植物園長ガバニレスがギリシャ語の秩序、調和、美などという意味のコスモスと命名したそうです。
日本には、江戸時代末期に種子が伝わったのですが、明治9年(1876年)、美術学校の教師として来日した芸術家ラグーザがイタリアから種子を持参してきたことから本格的に広まったといわれています。
明治末期には全国に普及、各地で栽培されるようになりました。在来種は、白・ピンク・紅の3色で一重ですが、品種改良により多くの新品種が作られています。
日本で園芸用として栽培されているのは、主に、一年草のコスモスと、キバナコスモスの2種類で、チョコレートコスモスは多年草です。またコスモスは秋の季語としても用いられています。コスモスの花言葉は、「乙女の真心」、「純潔」、「愛情」などです。